トライアルnews|2月既存店売上高1.8%増/全店11.4%増
(株)トライアルホールディングス(福岡市東区、亀田晃一社長)が2025年2月の月次売上高速報を発表した。
既存店売上高は101.8%、客数は98.7%、客単価は103.1%。全店売上高は111.4%だった。
2月は強い寒気によって気温が低く記録的な大雪となり、北海道の一部店舗が影響を受けた。うるう年の前年と比較して、営業日(平日)が1日少ないカレンダーだったことから、既存店売上高を3.0ポイント押し下げた。
食品は、節分が日曜だったことが需要を喚起して、恵方巻が好調に販売実績を伸ばした。グロサリーは、パックご飯やレトルト食品が、デイリーは冷凍野菜の成長率が高くなった。フレッシュ(生鮮)は、カット野菜やカットフルーツ、寿司、惣菜が好調だった。
非食品は、季節商品が好調で、風邪薬などの医薬品は軟調な反面、カイロや保湿クリームが貢献した。またヒーターなどの暖房器具や冬物カー用品が堅調だった。
2月はメガセンタートライアル荒尾店(熊本県)の1店舗を新規オープンした。閉店および改装リニューアルはなく、総店舗数は343店舖となった。