PPIHnews|4月既存店6.3%増、ディスカウント7.7%増・UNY2.0%増

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が2025年4月度の売上高を発表した。

国内リテール事業は、(株)ドン・キホーテ、(株)長崎屋、UDリテール(株)、(株)橘百貨店、ユニー(株)5社で構成される。大きくディスカウント事業とユニー事業に分かれる。

国内リテール事業は、ディスカウント事業とユニー事業ともに既存店売上高と客数が前年を上回った。既存店売上高は6.3%増、客数1.3%増、客単価は4.9%増。全店(640店舗)の売上高は107.3%。

食品や日用消耗品は、前月のまとめ買いの反動が4月上旬にあり、米類や菓子、スキンケアなどが売上に貢献している。なお、ゲーム機は次世代機の発売が近づいているため、買い控えが発生している。

事業別で見る。

ディスカウント事業は、既存店売上高7.7%増。客数が1.7%増、客単価が5.9%増。全510店舗では売上高9.5%増。

SNSなど口コミで人気の美容液や美容クリーム、フェイスマスクなどが売上に貢献した。また自宅で手軽にリラックス効果が期待できるマッサージ機器やフィットネス用品が、引き続き好調だ。

UNY事業は、既存店売上高は2.0%増。客数0.4%増、客単価1.7%増。全130店舗の売上高は0.5%増。

UNY事業は、食品が売上を牽引し、中でも即食の鮮魚寿司やアウトパックの惣菜などが好調だった。品揃えを強化している非食品は、インバスや調理用品の継続した好調に加え、カバンやバッグなどが伸長している。

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