ホームセンターnews|5月既存店伸びは7社中 コメリ1社0.5%増

主要ホームセンター7社が5月の月次概況を発表した。ジュンテンドーは発表次第掲載。

DCMホールディングス(株)(東京都品川区、石黒靖規社長兼COO)の既存店売上高は2.6%減、客数4.6%減、客単価2.0%増だった。既存店は5カ月連続のダウンとなった。全店ベースでは、売上高2.5%減。5月の出店は4店。閉店は4店。

コーナン商事(株)(大阪市淀川区、疋田直太郎社長)の既存店売上高は0.3%減で2カ月続けての前年割れとなった。客数1.6%減、客単価1.3%増。全店では、売上高4.1%増、客数3.0%増、客単価1.1%増。5月の出店は3店、閉店は1店。

5月は販促強化や新規出店効果もあり日用消耗品中心に売上げが前年よりも伸びた。また、熱中症対策需要としてエアコンや扇風機の売上げも好調だった。一方で、4月に引き続き園芸用品や殺虫剤などは前期に比べて伸び悩んだ。行楽用品、前期よりも売上げが減少した。

(株)コメリ(新潟県新潟市、捧雄一郎社長)の既存店売上高は0.5%増、客数2.4%減、客単価3.0%増。全店売上高は1.6%増、客数1.8%減、客単価3.4%増だった。

5月は全国的に土日の天候が毎週不安定だったこともあり、ガーデニング用品の苦戦や、夏物季節商品の動きが遅れた。農業事業者からの需要は依然として高く、肥料・農薬・農業資材等の販売が堅調に推移した。また、PBの長靴やレインウェアなどの作業衣料の販売も堅調に推移した。開店・閉店ともに0店舗。月末店舗数は1228店舗。

アークランズ(株)(新潟県三条市、佐藤好文社長)の小売事業の既存店売上高は0.1%減、客数3.6%減、客単価3.6%増。全店売上高は2.0%増だった。小売事業は、ホームセンタームサシ、スーパービバホーム・ビバホーム、アークオアシス、NICOPET、ムサシプロ、ビバホームプロ、スーパーマーケット、ドトールなどを対象としている。

(株)ナフコ(福岡県北九州市、石田卓巳社長)の既存店売上高は4.7%減、客数6.1%減、客単価1.4%増。全店ベースでは売上高4.5%減、客数6.0%減、客単価1.5%増だった。

5月は気温の上昇に伴い夏物衣料、エアコンが伸びた。また、出荷・生産・水稲資材などの農業資材や、雨合羽・傘などの雨関連商材も堅調に推移した。一方で、ペット用品、アウトドア用品が低調だった。

アレンザホールディングス(株)(福島県福島市、浅倉俊一会長兼CEO)の既存店売上高は0.9%減、客数5.0%減、客単価4.3%増。一方、全店ベースでは売上高0.5%減、客数4.8%減、客単価4.5%増だった。売上高は傘下のダイユーエイト、タイム、ホームセンターバロー、アミーゴの商品売上高を単純合算したもの。

(株)ジョイフル本田(茨城県土浦市、平山育夫社長)の5月度(4月21日~5月20日)の既存店売上高は2.6%減、客数は5.0%減、客単価2.5%増。全店売上高は2.3%減、客数4.9%減、客単価2.8%増だった。

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