AOKInews|衣類回収活動「OKAERIエコ プロジェクト」を全店舗で開始
(株)AOKI(神奈川県横浜市、森裕隆社長)は、ファッションロス(廃棄される衣類)の削減に向け、不要な衣類を店頭で回収する活動を “OKAERI(おかえり) エコ プロジェクト” とし、全国のAOKI・ORIHICA約600店舗でその取り組みを強化する。
AOKIでは、ファッションに携わる企業として「限りある資源を大切に、有効に使うこと」を使命とし、着用しなくなったウール製品(スーツ)を店頭で回収しリサイクル製品に再生する、日本初の「AOKI ウール・エコ・サイクル®」プロジェクトを、1996年から東亜紡織(株)とスタートさせた。これまで毎年平均20万着を回収している。
「AOKI ウール・エコ・サイクル®」プロジェクトとは、1996年にAOKIと東亜紡織が協働してスタートさせた日本初の取り組み。
その後、2022年10月から伊藤忠商事(株)と(株)ECOMMITが運営する「Wear to Fashion」へ参画し、中京の一部店舗において、ポリエステル製品の回収にも注力してきた。そして今回、ファッションロスのさらなる削減と資源の有効活用を目指し、(株)JEPLANが運営する「BRING」とも提携する。
「Wear to Fashion」は、顧客から不要な衣類を集め、リユースやリサイクルへつなげる取り組み。「捨てない」選択肢の1つとして、この活動に衣類を提供し、企業が責任をもって再利用や再資源化を図る。
「BRING」は、毎日の生活と自然の中で生き延びるための服をつくる。そして、その生活を続けていくために、さまざまなブランドと一緒に使わなくなった服の回収を行い、自社工場の独自の技術で服の原料に再生し、再び服にまで何度も循環させるサーキュラーエコノミーを社会に実装しているブランド。