イオン東北news|太陽光発電の再生エネ供給事業開始/4店舗でスタート
イオン東北(株)(秋田県秋田市、辻雅信社長)は、丸紅新電力(株)、東芝エネルギーシステムズ(株)(東芝ESS)、日本BSL(株)と、経済産業省による令和 4 年度補正予算「需要家主導による太陽光発電導入促進補助金」を活用し、イオン東北の4店舗(イオン石巻店、イオン盛岡南店、イオン大曲店、イオンいわき店)向けに再エネ電力を供給する事業を開始した。
今回の事業では運転開始後20年間、東芝ESS がアグリゲーターとしてインバランスリスクを負担し、日本 BSL が発電事業者、丸紅新電力が小売電気事業者として需要家であるイオン東北に再エネ電力を供給する。
日本 BSL は、13カ所の太陽光発電所を建設していて、今回の事業は、その建設費用の一部に対し補助金が支給される非 FIP(Feed-in Premium)のオフサイト PPA(電力販売契約)となる。運転開始後は、東芝 ESS が再エネ BGを構成し、本発電所で発電された再エネ電力を固定価格で買い取り、丸紅新電力を通じてイオン東北の 4 店舗に再エネ電力を供給する。
丸紅新電力は、高度な電力需給運用能力を活かし、長期に渡り安定した電力供給を行う。東芝ESSは精度の高い東芝ネクストクラフトベルケ(株)のシステムを活用して、再生可能エネルギーを束ね、計画値同時同量業務と取引業務を発電事業者である日本BSLに代わって行う。
この事業はイオンが掲げる 2050 年までに店舗で排出する二酸化炭素等を総量でゼロにする「イオン 脱炭素ビジョン」実現に向けて、イオン東北をはじめ各社が連携したこと、および補助金へ採択されたことにより実現した太陽光発電設備の再エネ電力活用モデルだ。