イオンモールnews|第1回「脱炭素都市づくり大賞」で最優秀賞受賞
イオンモール(株)(千葉市美浜区、岩村康次社長)は、「イオンモール豊川」が国土交通省と環境省が創設した「脱炭素都市づくり大賞」において、最優秀賞「環境大臣賞」を受賞したと発表した。
「イオンモール豊川」は、イオンモール、清水建設(株)(東京都中央区、井上和幸社長)、大阪ガス(株)の100%子会社であるDaigasエナジー(株)(大阪市中央区、福谷博善社長)の3社が愛知県豊川市で管理・運営する。
「脱炭素都市づくり大賞」は 2030年度ネットゼロを目指す優れた脱炭素型の都市の開発事業を表彰し、脱炭素型の都市づくりを促進することを目的に、令和5年度に創設された。今回受賞した「環境大臣賞」は、デコ活の推進に資する取り組み、材料の省資源化やリサイクルボックスの設置などの資源循環に資する取り組み、生き物が住みやすい水辺地などビオトープづくりのネイチャーポジティブの推進に資する取り組み、ライフサイクルCO2排出削減の取り組み、熱中症対策に資する取り組みなど、特に優れた脱炭素・資源循環・ネイチャーポジティブの取り組みを行っている事業を表彰するもの。
選定された理由は以下の3つ。
1つ目。
「イオンモール豊川」は、延べ床面積10万㎡以上の施設として初めてZEB Ready認証を受けており、商業施設の脱炭素のモデルと言える高い省エネ性能を有している。
2つ目。
Daigasエナジーが開発したオンサイト型バイオガス発生設備とコージェネレーション設備を設置し、施設内で出る食品残渣を電力・温水として活用し、廃棄物を大幅に抑制している。
3つ目。
顧客の自宅の再エネで充電したEVから建屋内へ放電を行うことを目的としたV2B設備を導入し、対価としてショッピングに利用できるポイントを付与することにより、EVを媒体とした地域内再エネ融通を促進しており、EV保有者の行動変容に大きく寄与している。