カインズnews|掛川店でプラスチック製品の回収・リサイクル実証開始

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(株)カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長CEO)は4月20日(土)から9月30日(月)の期間、カインズ掛川店を拠点に、掛川市と再生プラスチック生産販売の(株)プラニック、収集運搬・選別・破砕の(株)太洋サービスとの共創事業として、掛川モデル「製品プラスチック」資源循環実証実験を開始した。

回収拠点はカインズ掛川店(静岡県掛川市上西郷字加島507-1)。回収する対象品目は、プラスチック製容器包装以外のプラスチック。対象者は、個人のみ。検証内容としては、①家庭から排出される製品プラスチックを市民自らが回収拠点へ持ち込み、再び製品原料として販売されるまでの循環モデルの経済性と持続性・リサイクルの方法、②本仕組みの事業化に向けた課題等の整理だ。

同事業は、2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、「環境の持続性と豊かな暮らしの同時実現」を目指す掛川市のビジョンに賛同した、掛川SDGsプラットフォームに参画する事業者3社による掛川市との共創事業。

令和4年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」が自治体に求める製品プラスチックリサイクルの取り組みの一環として、製品プラスチックの店頭回収による資源循環モデルの構築に向けた実証実験を行い、市民の利便性や事業の経済性、持続性、リサイクル方法について研究することを目的としている。

カインズでは、「くみまち構想」における「環境」の取り組みの一環として、資源循環に積極的に取り組んでいる。カインズの239店舗中77店舗(2024年4月現在)に古紙・段ボール・衣類などの資源回収ステーションを設置するなど、カインズ店舗が資源を循環するまちのハブとなる「サーキュラーステーション」化の取り組みを進めている。

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