万代news|大阪府下111店舗で脱炭素に配慮した実証実験に参加
(株)万代(大阪府東大阪市、阿部秀行社長)は、(株)日本総合研究所(東京都品川区、谷崎勝教社長:以下「日本総研」)が主催する「チャレンジ・カーボンニュートラル・コンソーシアム(CCNC:Challenge Carbon Neutral Consortium)」に参画しているが、今年11月、大阪府下にある同社の全111店舗で実証実験を実施する予定だ。
2024年11月には、2023年度の実証実験を踏まえて有効性が検証できた店舗施策を中心に、万代の大阪府内の全店舗とスギ薬局で店舗活動を実施する予定だ。これは、大阪府(吉村洋文知事)、日本総研、(株)三井住友銀行(東京都千代田区、福留朗裕頭取CEO)が締結した「『みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト』による府民の脱炭素行動変容に関する連携協定」に基づく脱炭素関連施策にCCNCが協力するというもの。こうした大阪府における催事や府内小学校等への啓発・広報活動を通じて、生活者への普及啓発や行動変容促進を強化するとともに、施策効果の分析・洞察を深める。
CCNCは2023年9月に設立された。生活者の脱炭素への意識・行動変容を促すことで、企業の脱炭素の取り組みを加速させ、脱炭素社会を構築することを目指し、全14社が参画する。CCNCでは、①実証参加企業同士の情報交換・勉強会、②みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト、③脱炭素に関する情報発信・啓発活動、の3つの活動を展開する。
日本総研は活動全体の主催者としてコンソーシアムの活動全体を企画・推進する。Daigasエナジー(株)は脱炭素支援パートナーとして脱炭素に関するソリューション提供を、(株)オズマピーアールはコミュニケーションパートナーとして対外発信を主導する。また、アサヒグループジャパン(株)、カンロ(株)、サラヤ(株)、三幸製菓(株)、スギ薬局、万代、(株)ユーグレナ、(株)ロッテの各社は、脱炭素に資する商品や売場を提供する。さらに、アスエネ(株)、(株)クレオ、TOPPAN(株)の各社は、カーボンフットプリントの算定や店頭・リテールメディアを通じたコミュニケーション活動の支援、環境にやさしいパッケージの提供を担う。