三越伊勢丹news|サステナビリティに関するアンケートを実施

CSR

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、細谷敏幸社長)は、今年2月、三越伊勢丹アプリ会員を対象に、サステナビリティ活動への関心と、同社グループの取り組みについてアンケート調査を実施した。

サステナビリティ活動に関するアンケートは、2013年から毎年実施しており、今年で12回目となる。今回は 1万4938人から回答を得た。

■三越伊勢丹グループが行っている取り組みについて、共感できる活動
同社グループのサステナビリティ活動に対する共感度では、衣料品の回収とリサイクル、
「I’m green(アイムグリーン)」など資源削減の取り組みが高い共感を得た。百貨店など小売業で取り組みに力を入れている「think good」については、昨年度は共感度が 10%程だったが、今年度は 40%となった。

「I’m green」は「捨てない社会」「必要以上につくらない社会」を実現するため、使われなくなったものをまた新たに活躍できる場所へと送り出すサービス。「think good」 はサステナブル な商品やサービスを紹介する取り組みとキャンペーン。

■さまざまな社会課題のうち、三越伊勢丹グループが特に重点的に取り組むべき活動
「食品廃棄物・食品ロスの削減」は昨年同様に最も多く64.2%だった。「プラスチック、紙などの容器の包装材の削減」も2番目に選ばれ、廃棄物抑制への重点度が高い結果となった。毎年上位に選ばれている「商品の品質・安全の確保・正確な表示」も34.4%、CO2の削減、リユース・リサイクルの推進、包装材削減など、環境課題への意識も高くなっている。

■同社グループサステナビリティ活動への意見や要望(自由回答)
・包装材削減や4Rの推進など、資源循環の重要性について
・省エネや緑化など、店舗環境における環境配慮について
・百貨店として独自性・先進性の高いサステナビリティ取り組みへの期待
・地方創生や地域活性化への期待
・サステナビリティ活動の告知方法についての期待と意見
4Rとは、Refuse、Reduce、Reuse、Recyclのこと。

■持続可能な社会を実現していくために関心をもっている社会課題
特に関心がある社会課題について、最も多く選ばれた回答は「食品廃棄物・食品ロスの削減」62.6%で、同社が取り組むべき社会課題と同じ結果だった。上位5項目はすべて環境に関連する課題が選ばれており、環境課題に対する関心が高いことがわかった。

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