オギノnews|ペットボトルキャップのマイカゴへのリサイクル
(株)オギノ(山梨県甲府市、荻野寛二社長)は、駿台甲府小学校(山梨県甲府市、小西静穂校長)、安藤紙業(株)(静岡県静岡市、安藤康将社長)、進栄化成(株)(東京都足立区、進藤浩社長)、(株)スーパーメイト(岐阜県笠松町、山下智則社長)と協働し、オギノの店頭リサイクルステーションで回収したペットボトルキャップを新たにマイカゴ(バスケット)にリサイクルする取り組みを行う。
オギノは、山梨県、長野県、静岡県に食品、住居関連品、衣料品を販売するスーパーマーケットで、衣料専門店を合わせて全47店舗を展開している。オギノはCSR活動の一環として、SDGsが掲げる目標12「つくる責任つかう責任」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」などを意識し、食品トレーや牛乳パック、ペットボトル、缶、古紙の店頭リサイクルに注力している。2019 年以降は、古着や布団、段ボールの回収も行っている。
<マイカゴ(バスケット)>
オギノの店頭リサイクルは約20年前から実施しており、これまでに回収したペットボトルキャップはプラスチック製品の原料として再資源化されてきた。今回の取り組みでは、店頭で集められたペットボトルキャップの約5割がマイカゴ(バスケット)にリサイクルされる。マイカゴは、プラスチック原料の30%にペットボトルキャップを使用しており、これはキャップ97個分に相当する。
駿台甲府小では、ボランティア委員会が中心となり、ペットボトルキャップの回収に取り組んでいる。今回、オギノのリサイクル活動に賛同し、ボランティア委員会の児童が上今井店にペットボトルキャップを持ち込んだ。
<ペットボトルキャップを持ち込んだ駿台甲府小の児童>
安藤紙業は、産業廃棄物・一般廃棄物処分業者。創業以来、製紙原料を取り扱い、新聞・雑誌・段ボールなど、古紙リサイクル事業を営んできた。現在は段ボール・ペットボトル・ペットボトルキャップ・牛乳パック・発泡スチロール・食品トレー・古着・布団などの資源循環を協働して取り組んでいる。
<ペットボトルキャップの回収>
進栄化成は、プラスチック再生原料製造販売業者。スーパーマーケットなどに設置された回収ボックスに持ち込まれたペットボトルキャップを回収し、買物カゴやポリ袋・再生コンテナなどの製造メーカーに販売している。
<ペットボトルキャップのリサイクル>
スーパーメイトは、店舗備品製造メーカー。買物カゴやショッピングカート・台車などの製造販売を行っている。SDGsの取り組みの一環として、 ペットボトルキャップを再利用した買物カゴの販売にも取り組んでいる。