良品計画news|広島市と包括的連携に関する協定11/22締結
(株)良品計画(東京都文京区、堂前宣夫社長)は11月22日(金)、広島県広島市(松井一實市長)と「包括的連携に関する協定」を締結した。
良品計画は、2021年9月に広島事業部を設置し、2022年4月に世界最大級となる「無印良品 広島アルパーク」(広島県広島市)を増床移転オープンしている。地域住民の健康維持・病気予防のための商品や情報を提供する「まちの保健室」の設置や、生産者・事業者と地域住民をつなぐマルシェ「つながる市」も開催している。さらに2023年には広島県と「包括的連携に関する協定」を締結しており、地域課題の解決や、広島市内の各店舗を拠点とした地域活性化の活動に取り組んでいる。
広島市は「国際平和文化都市」の実現に向けて、「世界に輝く平和のまち」「国際的に開かれた活力あるまち」「文化が息づく豊かな人間性を育むまち」の3つの柱に沿ったまちづくりを推進している。
広島市と良品計画は双方の目指す姿の実現に向け、更なるコミュニティの活性化、未病予防の意識向上など共に取り組むため「包括的連携に関する協定」を締結した。
「包括的連携に関する協定」の概要は以下の7項目。
(1) 福祉に関すること
(2)健康づくりに関すること
(3)子育て支援に関すること
(4)コミュニティづくりに関すること
(5)防災のまちづくりに関すること
(6)地産地消に関すること
(7)食品ロス削減に関すること
また、一定条件の災害が広島市で発生した場合、無印良品の商品を災害時対策品として優先的に購入できる「災害時対策品の調達権」の覚書も広島市と締結している。
■ 調達権行使の条件
・広島市内の水害・土砂災害で警戒レベル4以上となったとき
・広島市内で地震が発生し、災害対策本部が設置されたとき
・広島市内で津波警報もしくは注意報が発令されたとき
・その他、広島市内で住民が市の指示等により避難所に避難する必要が生じたとき
■ 災害対策品
・非常用トイレ
・再生紙トイレットペーパー 5倍巻 シングル
・歯みがきシート
・食品(300kcal以上ある一部商品)