ローソンnews|「地域防災コンビニ」からAIドローン出動/実証成功

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(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)と石川県(馳浩知事)、石川県警察(大嶌正洋本部長)、KDDI(株)(東京都千代田区、髙橋誠社長・CEO)は、「ローソン七尾小島町店」の屋根に設置したAIドローンを使って捜索や事故時の初動対応など、警察活動の高度化に向けた「地域防災コンビニ」の実証に成功した。

同実証は、地域活性化と能登半島地震からの創造的復興の推進を目的とする「石川県とKDDIの包括連携協定」に基づき、日常と災害発生などの緊急時を区別しない「フェーズフリー」をコンセプトに実施する。

警察の初動対応では、事故や事故の当事者をいち早く発見し、安全を確保することが重要で、ドローンを日常の警察活動に活用することで、緊急時にもドローンを迅速に利活用する体制の整備を目指す。

この実証では、石川県七尾市の「七尾警察署」からAI制御で障害物を自動回避しながら安全に自律飛行が可能なドローン「Skydio X10」を、「ローソン七尾小島町店」から行方不明者の捜索現場や交通事故現場と見立てた場所まで飛行。現場到着後、AIドローンのサーマルカメラや高精度カメラ映像を通じて、石川県警察とKDDIが連携し、遠隔で現場確認までの初動対応を行い、警察活動への活用の可能性を確認した。

ローソンと3者は今後、AIドローンを活用した災害発生時の被災状況の確認に加え、日常で発生しうる事件・事故の初動対応などの警察活動への活用の可能性についてさらなる検討を進める。地域の安心・安全を見守る「地域防災コンビニ」の展開による災害に強い地域づくりを通し、石川県の「創造的復興」を目指していく。

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