大創産業news|広島市の高校生作製「全国男子駅伝」のトロフィー8品を披露
(株)大創産業(広島県東広島市、矢野靖二社長)は 1月19日(日)に開催される「天皇盃 第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(主催:日本陸上競技連盟、会場:広島県広島市、以下:天皇盃 全国男子駅伝)」のメインスポンサーを務めており、この駅伝がスポーツの振興とともに次世代が平和を考える機会になることを願って、広島市立基町高等学校の生徒にトロフィー制作を依頼した。同校生徒が平和への祈りを込め、平和記念公園の折り鶴を再活用して制作したトロフィー8作品が完成した。
トロフィーには平和を象徴する鶴と、平和を託していく思いを込めた、たすきのモチーフに加え、開催地である広島にちなみ、縁起の良い錦鯉の模様を取り入れた。再活用した折り鶴は、平和記念公園の「原爆の子の像」に捧げられたもので、広島市が取り組む「折り鶴に託された思いを昇華させるための方策」により、広島市市民局国際平和推進部から譲りうけたもの。世界中から広島に届けられた折り鶴をトロフィーに再活用する取り組みには、世界に平和の思いを羽ばたかせたい、そして選手たちを鶴に例え、未来に飛び立つ選手を応援したい、との願いが込められている。
大創産業は、2015年から天皇盃 全国男子駅伝のメインスポンサーを務めている。大会当日に特別協賛社賞を授与し、平和記念公園前を発着点とする天皇盃 全国男子駅伝を、スポーツの振興とともに世界平和のメッセージを国内外に発信する機会と捉え、平和記念公園の「原爆の子の像」に捧げられた折り鶴灰を活用したトロフィーの授与を2019年に着想した。これからの平和の担い手となる高校生に平和を考えるきっかけとしてもらうために、広島市立基町高等学校 普通科創造表現コースの高校生にトロフィーのデザイン・制作を依頼することを決定した。この企画は 2019年度からスタートし、今回で 4回目の授与となる。