イオン東北news|JALと共同で廃食油リサイクルプロジェクトを開始

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(株)イオン東北(秋田県秋田市、辻雅信社長)は、日本航空(株)(東京都品川区、鳥取三津子社長)がCO2排出量削減への取り組みの一環として行っているプロジェクト「すてる油で空を飛ぼう」に参画し、東北エリアでの活動を開始する。

このプロジェクトは、家庭からの廃食油を回収し、持続可能な航空燃料(SAF: Sustainable Aviation Fuel)の製造に役立てる取り組み。2024年6月にイオンフードスタイル鴨居店(神奈川県横浜市)での導入を皮切りに、多くの店舗で展開される予定で、東北エリアでは今回が初導入となる。SAFとは、Sustainable Aviation Fuelの頭文字をとったもの。原料の生産・収集から、製造、燃焼までのライフサイクルで、従来の航空燃料に比べて温室効果ガスの排出量の大幅な削減が期待できるとともに、既存のインフラをそのまま活用できる利点もある。

国内最初のSAFは2025年4月より順次、大阪府堺市にある製造プラントから、JALを始め国内外の航空会社に供給が開始される予定だ。この取り組みにより、従来の航空燃料と比較して温室効果ガスの排出量を削減し、既存のインフラを活用して持続可能な社会を実現することを目指す。製造工場が設立されるまでの間は、バイオディーゼル燃料に精製する。

東北エリアでは「イオンスーパーセンター美郷店」で「すてる油リサイクルBOX」を常設する。このプロジェクトへの参加費220円(税込み)を支払うと、JALオリジナルUCOボトルが進呈される。

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