JAnews|Aコープ店舗で学生向けデータ活用教育/TrueDataと連携
JAグループのスーパーマーケット「Aコープ やわた店」(山形県酒田市)は2025年9月から、東北公益文科大学の学生に向けたデータマーケティング実践教育プログラムを実施している。
酒田市産業振興まちづくりセンター運営協議会、(株)True Data(東京都港区、米倉裕之社長)との連携。東北公益文科大学が所在する山形県酒田市とTrue Dataは2019年6月、データマーケティングを活用した地域活性化に向けたパートナーシップ協定を締結していて、産学官が連携した教育プログラムを実施している。
東北公益文科大学の教育プログラムは3回目となる。「Aコープ やわた店」は購買データの提供や売場を提供する。学生が実購買データと消費者ビッグデータ、AIを活用して年末商戦における鍋つゆ売場を考案・展開する。TrueDataはデータ分析環境の整備、統計化した全国購買データ・市場データ分析ツールの提供、データマーケティング支援を行う。
学生はデータ分析から施策立案・実行、効果検証までを一貫して行う実践的な教育プログラムを通して、実社会で通用するデータ分析スキルと課題解決能力を養う。Aコープ やわた店は、学生とともにデータマーケティングによる売場づくりを実践・検証することで、より地域から愛される店づくりを目指す。