11月チェーンストア統計|既存店2.8%増/食料品は買上点数減少も販売額伸長
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、尾﨑英雄会長)が 2025年11月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。

会員企業46社・9464店の調査。店舗数は前月より3店舗増加、対前年同月比でも157店舗増加している。1㎡当たり売上高は4万7410円で、対前年同月比101.9%。
11月の総販売額は1兆0963億4348万円で、対前年同月比は全店で102.8%、既存店は102.8%だった。売上構成比は「食料品」が68.4%、「住関品」が21.0%、「衣料品」が5.3%となっている。

部門別売上高は、食料品が7496億4790万円で既存店102.7%。住関品は2297億3544万円で101.1%、衣料品は585億9370万円で101.5%。「サービス」は27億9034万円で105.4%、「その他」は555億7610万円で112.9%だった。
販売概況としては、食料品は節約志向が続き買上点数の減少が続いているが、店頭価格の上昇により販売額をカバーした。衣料品、住関品ともにまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。
