ZOZOnews|’19年度中にZOZOTOWNの「越境EC」リベンジ開設

(株)ZOZO(千葉県千葉市、前澤友作社長)は、中国で「越境EC」として「ZOZOTOWN」を展開する。中国への販売市場拡大を希望するZOZOTOWN出店ショップを対象に参加を募る。

参加ショップは、日本と同率の販売代行手数料のままで出品できる。商品在庫は日本国内の物流センター「ZOZOBASE(ゾゾベース)」で管理し、中国から注文が入った商品は「ZOZOBASE」から直送する。

さらに、中国への配送や通関などの一連のフルフィルメント業務、カスタマーサポート業務などはZOZOが行う。参加ショップは、中国国内での在庫リスクやコスト負担はない。

ZOZOTOWNは、2011年10月にも中国向けのECサイトを展開したが、2013年1月に撤退している。

中国ファッション小売市場は、流通総額35兆円を超え、EC化率は日本を抜いて35%を上回っている。ZOZOの調べでは、一人当たりの年間ファッション消費額は2012年と比較して約4倍に成長、売上げ規模も15兆円を超えている。

すでに中国には、メディア編集や翻訳などの業務を担う現地法人「上海走走信息科技公司」を設立していて、今期中のサービス提供を目指す。

■上海走走信息科技公司 概要
(英):Shanghai ZOZO Co., Ltd.
設立/2019年2月19日
総経理/厳盛日(Yan Shengri)
所在地/上海市闵行区闵虹路116-2,2603

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