ツルハnews|WeChatミニプログラム活用し越境ECサービスを開始
ツルハホールディングス(北海道札幌市、鶴羽順社長)の(株)ツルハ(八幡政浩社長)は、ビリングシステム(株)と、その業務提携先である行雲商事と提携し、越境ECサービスを開始する。越境ECは、財付通支付科技有限公司(Tenpay Payment Technology CO.,Ltd.)がプラットフォームとして提供する「WeChat Payミニプログラムサービス」を利用する。ドラッグストア業界は、新型コロナウイルス感染症拡大のなか、インバウンド売上げが減少している。それを越境ECでカバーするのが狙いだ。
「WeChatミニプログラム」は、中国で月間アクティブユーザー数12億以上を誇るSNSのWeChat内で、利用できるスーパーアプリだ。利用者はアプリストアから新たにアプリをダウンロードする必要がなく、画面タップやQRコードをスキャンするだけで、アプリの利用を開始することができる。WeChatミニプログラムでは、飲食や買物、旅行などのさまざまなサービスを利用することができ、その利便性から急速に普及拡大している。
ツルハではWeChatミニプログラムを活用した越境ECサービスを導入することで、公式アカウントフォロワーに対するマーケティングや新たなファンの獲得など、新たな売上げチャネルの拡大を図っていく。