セブン&アイnews|2023年春ネットスーパーの大型センター新横浜に開設

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は2023年春、神奈川県横浜市に「イトーヨーカドーネットスーパー新横浜センター(仮)」を開設する。同社が7月1日(木)に発表した「中期経営計画」に基づいた、グループのラストワンマイル施策の一環となる。

同センターは大和ハウス工業グループの大和ハウス港北特定目的会社の建物の1~3階を賃貸する形で、面積は約1万1028坪。(株)イトーヨーカ堂が運営する「イトーヨーカドーネットスーパー」の新たな大型拠点として活用し、近隣のイトーヨーカドー約30店舗の配送エリアと、同センターから約30km圏内の配送エリアをカバーする計画だ。

イトーヨーカドーネットスーパーは2001年からサービスを開始した。ネットスーパーの需要は社会環境の変化に合わせて年々高まっていて、今後ニューノーマルのなかで拡大していくと同社ではみている。

大型センターを開設することによってその顧客ニーズに対応していく一方で、セブン‐イレブンでの留め置きや受け取りロッカーの設置拡大によって、受け取り拠点の多様化についてもテストも行い、ネットスーパー利用者の利便性向上を図っていく。

■イトーヨーカドーネットスーパー新横浜センター(仮)
所在地/神奈川県横浜市都筑区南耕作地(建物の1階から3階を賃貸契約)
運営会社/(株)イトーヨーカ堂
賃貸人/大和ハウス港北特定目的会社(大和ハウス工業株式会社出資)
賃貸面積計/約3万6456㎡(約1万1028坪)
稼働開始/2023年春(予定)

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