ユニー ネットスーパーと連動したレシピ提供

ユニーは12月2日から、ネットスーパー事業で味の素のレシピサイトと連携したサービスを開始する。

ユニーの総合スーパー「アピタ」のうち、「アピタネットスーパー」を運営する4店舗（鳴海店 、千代田橋、長久手店、桑名店）で、味の素が運営するレシピサイト「ぴったりレシピ」と連携したサービスを提供する。

このサービスは、アピタネットスーパーにログイン後、「ぴったりレシピ」の約1万品目から好きなものを選ぶと、使用食材の注文表が表示され、簡単に注文を済ますことができる仕組み。日々のメニューに悩んだときに、旬の食材や好みの食材を利用したメニューを提案してくれる、ネットスーパー版の“ミール・ソリューション”だ。

ネットスーパーを実施しているその他のアピタ42店舗では、年内中にサービスを開始する予定。

ユニーとプライベートブランド（PB）や資材購入などで協業関係にあるイズミヤも、今日25日からネットスーパー「楽楽マーケット」を運営する13店舗で同じサービスを開始した。

インターネットと実店舗を連携させたレシピ提案サービスでは、レシピコミュニティサイトの「クックパッド」が、スーパーマーケットの「特売商品」を使ったレシピを提案するサービスを提供している。

実店舗でもネットスーパーでも、「レシピ」という資源をうまく活用したサービスが活発になってきた。

いま脚光を集めつつある「オムニチャネル戦略」。それを成功させる決め手は大がかりな仕掛けだけではなく、じつは「レシピ」のようなソフトの力にあるのではと思わせる現象だ。

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