ローソンnews|デリバリー専用・店内調理の「ゴーストレストラン」実証実験 

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、デリバリー専用として開発した商品を、店内の厨房で調理して届ける「ゴーストレストラン」の実証実験を東京都内の1店舗で開始した。

このサービスは、お客がUber Eatsなどのアプリを通じて注文した商品を、店舗で調理して、でき立ての商品を提供するというもの。朝食やランチ需要に合わせて調理を行っている店内厨房の空き時間活用にもつながる。

発売する商品は店舗で販売する商品とは別にデリバリーで人気の高いメニューを参考に開発する。また、アプリ上の店舗名表記は「ローソン」ではなく、お客が好みの商品を選びやすいように商品に合わせた別の店舗名(屋号)とする。

具体的にはローソン飯田橋三丁目店(東京都千代田区)で実験を行う。アプリに表示される店舗名(屋号)は「NY飯!チキンオーバーライス飯田橋三丁目店」。

このように外食チェーン店のメニューなども取り入れながら、数ある店舗(屋号)の中から中華屋+カレー屋などをそれぞれ組み合わせるなど、エリアや個店ごとのニーズにあわせた販売と、飲食店が少ない地域のレストラン代わりにもなるデリバリーを目指していく。ローソンでは現在2500店舗以上で展開しているデリバリーサービスと、全国約8000店にある店内厨房を活用していくことで、2023年2月末に関東圏100店舗、2025年度に全国1000店舗への導入を視野に展開を進めていく。

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