ZOZOnews|新物流拠点「ZOZOBASEつくば3」で自動化を推進/23年8月稼働
(株)ZOZO(千葉県千葉市、澤田宏太郎社長兼CEO)は、2023年8月に新たな物流拠点「ZOZOBASEつくば3」の稼働開始を予定している。同施設では、設備投資による業務の自動化を推進し、約30%の省人化を目指す。
「ZOZOBASEつくば3」は5拠点目となるZOZOBASEで、約13万7000㎡の延床面積や、商品保管数などの設備能力は同社施設で最大規模となる。同施設の電力は、2022年1月から導入している「ZOZOBASE習志野1」および「ZOZOBASEつくば1」と同様に100%再生可能エネルギーを導入する予定。
同施設では将来的な労働人口の減少傾向に向けた取り組みとして、現在は人手を必要とする出荷時の商品仕分け業務などに設備投資を積極的におこない、自動化を推進していく。
一例として、豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーの「Pocket Sorter™」を国内では初導入する。ピッキングした商品を注文ごとに自動で仕分けをするシステム。3.5kg以内の軽量物を仕分けし、多数のポケットを搭載することでより多くの注文に対応することが可能となる。
ZOZOBASEつくば3へ導入予定の機器「Pocket Sorter™」
アイテムごとに形状が異なる、小ロットで多品種、という商品の特性があるZOZOの物流拠点では自動化は難しいとされてたが、最新機器の導入によって「ZOZOBASEつくば3」では既存拠点と比較して約30%の省人化を見込んでいる。
■プロロジスパークつくば3
所在地/茨城県つくば市御幸が丘34
敷地面積/約6万8500㎡(20721坪)
延床面積(賃借エリア)/約13万7000㎡(41443坪)
階数/地上5階建
竣工/2023年1月(予定)
稼働開始/2023年8月予定
使用電力/再生可能エネルギーを100%導入予定