平和堂news|ネットスーパー導入1年/販促施策で注文・売上げ増加

(株)平和堂(滋賀県彦根市、平松正嗣社長)では2022年12月に(株)10X(東京都中央区、矢本真丈CEO)が提供する小売ECプラットフォーム「Stailer(ステイラー)」を導入して、1年が経過した。同社のネットスーパーは、初回注文の体験向上施策の集中実施によって、注文件数・売上げともに数倍の成長をしている。

平和堂は滋賀県を中心に近畿・北陸・東海エリアの2府7県で大型店の「アル・プラザ」、小型店の「フレンドマート」など156店舗を展開する創業以来の精神である「地域社会のお役に立つ会社」の実現を目指している。共働き世帯の増加や子育て負担の増加に伴い、時短ニーズが高まっている世の中の変化、更に若年層の実店舗利用がしにくくなってきているという課題を解決するための一つの手法として、時短につながるネットスーパーをスタートした。

ネットスーパーの導入にあたって複数社のシステムを検討した中から、システムの提供だけでなくパートナーとしてネットスーパー事業の成長を伴走してくれる点、アプリのUIがよく、プラットフォームとしても機能追加などよりよく改善し続けする点などが主な決め手となり、10Xをパートナーとして決定しStailerを導入した。

サービス開始後、試行錯誤しながら1年で初回注文の体験向上施策の集中実施により、注文件数・売上げともに数倍の成長を遂げた。現場スタッフのオペレーションも約1カ月ほどでデジタル化に切り替わり、紙ベースでの作業は考えられないほど効率化した。また、梱包資材回収時、お客から直筆の感謝のメッセージが入っていることもあり、従業員のやりがいにもつながっているという。

Stailerは、スーパーマーケットやドラッグストアといった小売・流通事業者向けのECプラットフォーム。ユーザー向けのアプリ、バックヤード向けのピックパック・配達管理アプリ、受注管理・在庫管理システム、BOPIS(店舗受け取り・ドライブスルー受け取り)など、小売ECの事業成長に必須なシステムをフルセットで提供している。

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