イトーヨーカ堂news|ONIGO上で新ネットスーパー’25年2月開始
(株)イトーヨーカ堂(東京都品川区、山本哲也社長)は、多様化するデリバリーニーズに対応するため、ONIGO(株)(東京都世田谷区、梅下直也社長)と11月27日付けで資本業務提携に基本合意した。
この合意により、両社のノウハウを掛け合わせた新しいデリバリーサービスを再構築し、「ONIGO上のイトーヨーカドーネットスーパー」として、2025年2月から93店舗でサービス提供を開始する。今回の資本業務提携は、ONIGOがもつクイックコマースのシステムや事業開発力と、イトーヨーカドーがもつ商品調達力やこれまで培ってきたデリバリーサービスのノウハウを組み合わせることで、顧客に提供するサービスの品質をさらに向上させることを目的としている。
「ONIGO上のイトーヨーカドーネットスーパー」の特長は4つある。
1つ目:配達時間の短縮
注文を受けた商品は店舗から出荷する。通常配送では最短70分、即配オプション(別途手数料220円が加算)を利用した配送では最短40分で配達される。また、1時間単位での配送枠の時間指定もできる。
2つ目:注文急増時の対応
これまでのネットスーパーでは急な天候の変化などによって、注文が急増し、配送枠が埋まってしまうことがあった。新ネットスーパーでは、自動車での配送方法に加え、オンデマンドに連携した2輪での配送方法を併用することで、注文需要の急増にも対応できるようにする。
3つ目:品揃えと決済サービスの拡充
顧客から要望の多かった、新鮮な野菜、果物、精肉などの生鮮食品、惣菜や寿司、乳製品などに加え、日用品を含めた品揃えを拡充する。また、決済手段の多様化にも対応し、クレジットカード以外にも代引き、Apple Pay、Google Pay、PayPayなどが使用できる。
4つ目:お買い得価格での提供
新サービスでは、野菜や肉、豆腐、牛乳などをはじめとした約2000品目について価格を見直し、お買い得価格で提供する。それに先駆けて現在のONIGOサービスにおいても、12月7日(土)から価格改定を行う。
■「ONIGO上のイトーヨーカドーネットスーパー」
サービス開始日/2025年2月
取り扱い店舗数/イトーヨーカドー83店舗、ヨーク10店舗
取り扱い商品数/約8000~9000商品
配送料/購入金額6000円(税込み、以下同じ)以上は送料330円、5001円~6000円未満は送料490円、5000円未満は少額手数料490円が加算
即配オプション/即配手数料 220円
決済方法/クレジットカード、代引き、Apple Pay、Google Pay、PayPay、d払い
配送時間/注文日から翌々日までの、午前11時から午後8時までの1時間枠で配達