アスクルが薬ネット販売参入で一挙最大規模

ネット技術の進歩が

小売りの風景を変えていく。

 

オフィス用品の通信販売最大手アスクルが、

一般用医薬品(大衆薬)のネット通販に参入する。

 

第3類医薬品の販売は18日から、

副作用のリスクのある第1類、第2類医薬品は、

8月以降に販売開始する計画。

 

アスクルの個人向け販売サイト「LOHACO(ロハコ)」で販売し、

約4000品目を揃える。

これは薬のネット販売では、一挙に最大規模になる。

lohaco

ロハコはヤフーと提携している。

ヤフー会員は約3000万人。

この会員組織が一挙に最大規模を築く根拠。

 

いまはネット販売を控えているドラッグストア業界も、

このまま静観はできないことになる。

 

日本チェーンドラッグストア協会は14日に常任理事会を開いて、

会員企業に対するネット販売の自粛解除を検討する。

 

考えてみれば、パソコンが、

古い世代のコンピュータになろうとしている時代。

さらにスマートフォンがこれだけ日常に溶け込んだ今、

大衆薬についても、

ネット消費行動への変化は止めようがない。

 

もちろん、薬はリスクが伴うもの。

最大限の注意を払う組織体質と、

最小限のリスクにする仕組みが必要だ。

 

しかし、

時代が変わろうと、技術が新しくなろうと、

消費者の元に安全な商品を届けるという商人の使命は、

変わるものではない。

 

検索キーワード: アスクル 薬 ネット販売 ロハコ ヤフー ドラッグストア スマートフォン

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