ユニー・ファミマnews|第1Q営業収益3165億円2%増・事業利益7.8%増
ユニー・ファミリーマートホールディングス(株)(東京都豊島区、髙柳浩二社長)の2019年2月期第1四半期決算が発表された。
営業収益は1588億1400万円(前年同期比2.0%増)、事業利益は132億2500万円(7.8%増)、税引前四半期利益134億4300万円(59.9%増)、四半期利益は137億0500万円(61.7%増)の増収増益だ。
コンビニエンスストア事業の営業収益は1333億4800万円(6.9%減)、セグメント利益(事業利益)は136億4800万円(14.2%増)、セグメント利益(親会社の所有者に帰属する四半期利益)は67億5200万円(94.6%増)と減収ながら利益を確保した。
既存店の「質」の向上を目的に、「商品力の強化」「店舗オペレーションの強化」「店舗基盤の強化(ブランド統合・B&S推進・既存店改装・地域密着販促)」を推進している。たとえば店舗納品時の検品レスの導入など、店舗における作業工程の削減や効率化を進めている。
国内店舗数は1万6989店(国内エリアフランチャイザー3社計920店を含む)。海外事業では、台湾、タイ、中国、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシアに7013店を展開する。国内外を合わせた総店舗数は2万4002店。
一方、課題の総合小売事業の営業収益は1846億5500万円(10.2%増)、セグメント利益(事業利益)は71億9600万円(3.7%増)、セグメント利益39億9700万円(16.3%減)とまずまず。既存店売上高も前年同期比100.2%(衣料2.8%増、住居関連0.2%増、食品0.3%減)と前年並みを確保した。
ユニーの5月末の店舗数は192店。そのうち、ユニーの既存店6店舗を、(株)ドンキホーテホールディングスとのダブルネームの業態転換店舗「MEGAドン・キホーテUNY」として、2018年2月から3月にかけて改装した。このダブルネーム店舗は堅調に推移している。