オークワnews|第2Q 1307億円1.6%減・経常利益20%増も利益率1%届かず

(株)オークワ(和歌山県和歌山市、神吉康成社長)が2019年2月期の第2四半期の決算を発表した。

3月から8月の営業収益は1307億7200万円(前年同期比1.6%減)、営業利益10億3700万円(165.1%増)、経常利益12億0800万円(120.1%増)、四半期純利益9億6900万円(6.4%増)の減収増益だ。

営業利益率は0.8%、経常利益率0.9%と、利益率は1%に満たない。

オークワは年度スローガンを「業務改革と働き方改革を推し進め、お客様満足度・従業員満足度アップを実現しよう」に掲げる。前期に本稼働した「オーデリカファクトリー安八」(岐阜県安八郡)による効率改善や新規商品開発が進み、製造高も順調に推移している。また店舗では自動発注システムを活用することで、発注時間の削減につながっている。

店舗改装は、ダイソーを導入したスーパーセンター桜井店(奈良県桜井市)をはじめ、南摂津駅前店(大阪府摂津市)、五条店(奈良県五條市)、松阪下村店(三重県松阪市)を全面改装した。改装ではベーカリー・惣菜バイキングを導入し、イートインコーナーを新設した。またプライスカット三雲店(三重県松阪市)は19春新築建替えに向け閉店している。

連結子会社である食品スーパー(株)ヒラマツは減収だったが、外食の(株)オークフーズは売上・利益ともに改善した。

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