アスクルnews|第2Q 売上高1941億円・配送費アップで減益

アスクル(株)(東京都江東区、岩田彰一郎社長)が2019年5月期の第2四半期決算を発表した。

売上高1941億3700万円(前年同期比11.5%増)、営業利益10億2900万円(55.4%減)、経常利益9億5800万円(54.5%減)、四半期純利益3億1500万円(90.7%減)と増収減益だ。

営業利益率、経常利益率ともに0.5%。

売上総利益は堅調に推移したが、大手配送会社の段階的な値上げを受け入れた配送運賃の増加までは吸収できず、営業利益は減益となった。四半期純利益が大幅に減少しているのは、前年同期に火災損失引当金戻入額を68億4600万円計上していることが要因だ。

しかし物流センターの生産性の改善を図ったことから、前年並みの利益水準にまで回復している。

eコーマス事業の売上高は、1882億2500万円(11.5%増)、営業利益12億4100万円(49.8%減)。

その主力分野であるBtoB事業の売上高は1555億8700万円(5.2%増)。効率的・効果的な販促とWEBサイト上の検索機能の改善を進めたことで、顧客の買い回りが進み、購入点数、購入単価が増加した。

BtoC事業の「LOHACO」は、火災以降、売上高の減少が続いていたものの、前年度末には火災前の水準まで回復していて、成長路線に転じている。5月21日からは「Yahoo!ショッピング」への出店も始まり、売上高は326億3700万円(56.1%増)。

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