ツルハnews|第2Q売上高はM&A効果で24%増の3829億円/通期業績上方修正

(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、堀川政司社長)が、2019年5月期の第2四半期業績を発表した。

売上高は3829億4700万円(前年同期比24.4%増)、営業利益205億7500万円(2.6%増)、経常利益214億0500万円(2.8%増)、四半期純利益は129億4000万円(0.8%減)の増収だ。

営業利益率は5.4%、経常利益率は5.6%。

上期は、顧客のニーズに対応する高付加価値商品のカウンセリング販売に注力した。競争激化で商圏縮小現象が起こっているが、それに対応するため、食品売場を中心に既存店舗の改装を行った。また、プライベートブランドでは、新たに「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」を立ち上げた。

74店舗を新規出店し、35店舗を閉店した。5月22日付で(株)ビー・アンド・ディーホールディングスを子会社化したことで愛知県内のドラッグストア・調剤薬局65店舗をグループに加えた。これが貢献して、期末の業績見込みを280億円上乗せする7716億円と上方修正をしている。これは前期比15%アップの水準だ。総店舗数も直営店で2035店舗にまで拡がっている。

さらに子会社の(株)ツルハは、9月13日に、沖縄県の金秀商事(株)とドラッグストア事業のエリアフランチャイズ契約を結んでいる。金秀は、サンエーに次ぐ沖縄第2の流通企業で、そのサンエーはマツモトキヨシとエリアフランチャイズ契約を結んで出店している。ツルハ&金秀の1号店出店は19年春ごろになる。

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