しまむらnews|第3Qは冬物商品不調で4099億円・4%減/経常利益41%減

(株)しまむら(埼玉県さいたま市、北島常好社長)が2019年2月期の第3四半期決算を発表した。

売上高4099億3600万円(前年同期比4.0%減)、営業利益206億0700万円(41.3%減)経常利益212億6100万円(40.9%減)、四半期純利益137億4300万円(42.7%減)と減収・大幅減益だ。

それでも営業利益率5.0%、経常利益率5.2%。

主力のしまむら事業の売上高は3185億9200万円(5.5%減)。第3四半期に「65th誕生祭」や「感謝祭」などのセール企画を打ったが、全国的に気温が高い日が多く、防寒肌着や寝具など冬物商品の販売が計画通り伸長しなかった。第3四半期に22店舗を開設し、店舗数は1423店舗。また、活性化のために72店舗で改装を実施した。

アベイル事業は売上高が377億2200万円(1.6%減)。レディースでは秋のトレンドとなったニットやワンピースが売上げをけん引し、メンズではキャラクターやナショナルブランドの秋・初冬物のベーシック商品の売れ行きは順調だった。防寒素材の冬物アウターは不調だった。

ベビー用品を扱うバースデイ事業は売上高413億円(5.1%増)と好調だ。3月下旬からポイントカードを導入していて、その会員数は200万人を超えた。

ファッション&雑貨のシャンブル事業の売上高は72億3400万円(1.4%増)、ディバロ事業の売上高は5億2700万円(36.6%増)。

海外事業では、台湾の思夢樂事業の売上高は11億3800万NT$(2.4%増、日本円にすると41億5600万円)、上海の飾夢楽事業の売上高は2400万RMB(9.5%増、日本円にすると4億1100万円)と、まだボリュームは小さいながらも堅調だ。

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