三越伊勢丹news|第3Q売上高9017億円・経常9.7%増/旗艦店強化進む

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)が2019年3月期の第3四半期の決算を発表した。

売上高9016億9900万円(前年同期比4.4%減)、営業利益254億4200万円(14.6%増)、経常利益268億8200万円(9.7%増)、四半期純利益114億5200万円(33.7%増)と、減収ながら利益は確保した。

営業利益率2.8%、経常利益率3.0%。

百貨店業は、売上高8399億9200万円(1.0%減)、営業利益150億1500万円(8.6%増)だ。都市型旗艦店への投資と、収益性の低い店舗の閉鎖を同時に進める。三越日本橋本店は10月24日に第1期リモデルオープンさせ、伊勢丹新宿本店は、リモデルに着手している。

一方で、収益性に課題のある伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店、新潟三越、岩田屋久留米店新館の営業終了を2020年3月までに行うと発表している。

また大都市の丸井今井札幌店、名古屋三越栄店、岩田屋本店は、訪日外国人顧客による利用が伸長していて、売上高が前年を上回って推移している。EC事業も基幹3店と連動した企画や新たなサービスの導入により、前年より大きく伸長している。

三越伊勢丹の「選択と集中」が徐々に進んでいる。

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