ココカラファインnews|第3Q売上高3035億円2.5%増/経常利益7.1%減
(株)ココカラファイン(神奈川県横浜市、塚本厚志社長)が2019年3月期の第3四半期の決算を発表した。
売上高3035億1000万円(前年同期比2.5%増)、営業利益94億4800万円(8.7%減)、経常利益112億2600万円(7.1%減)、四半期純利益68億2700万円(8.7%減)の増収減益だ。
営業利益率3.1%、経常利益率3.7%。
調剤事業の売上高は434億7100万円(7.4%増)。夏の猛暑や暖冬などの天候不順による客数減の影響が大きく、計画を下回っている。事業運営における経費コントロールは進んでいるが、この売上げ減の影響をカバーするまでには至らず、同社では通年業績を下方修正している。
4月から12月までの新規出店は55店舗、退店は28店舗、また32店舗を改装している。12月末の店舗数は1349店。
ドラッグストア産業10兆円構想が声高に論じられて絶好調のこの業界だが、少しずつ、企業ごとのばらつきが出てきた。ココカラファインの増収減益、通期下方修正も、その一つの現象である。