コメリnews|’19年商3469億円1.4%増・経常利益6.7%増/171店舗改装
(株)コメリ(新潟県新潟市、捧雄一郎社長)が2019年3月期の本決算を発表した。
営業収益は、3468億6300万円(前年同期比1.4%増)、営業利益は181億2300万円(6.8%増)、経常利益は182億3700万円(6.7%増)、純利益は109億3500万円(0.3%増)の増収増益。
営業利益率5.2%、経常利益率5.3%。
ホームセンター部門の売上高は3299億6700万円で1.3%増。
その中の商品部門別の売上高で増収したのは、工具・金物・作業用品595億1500万円(5.4%増)、リフォーム資材・エクステリア用品477億7800万円(9.2%増)、インテリア・家庭用品323億0800万円(0.2%増)の3部門。
一方、前年を下回ったのは、園芸・農業用品768億2000万円(0.3%減)、日用品・ペット用品579億8600万円(0.3%減)、家電・レジャー用品411億9800万円(同0.4%減)、燃料他143億6000万円(同13.4%減)の4部門。
パワーを9店舗新規出店し、ホームセンター2店舗をパワーに業態転換した。ハード&グリーンは3店舗を開店し、4店舗をスクラップ&ビルドによりホームセンターへ業態転換した。
閉店は、ホームセンター3店舗(業態転換含む)、ハード&グリーン8店舗(業態転換含む)、アテーナ1店舗の合計12店舗。
この結果、会計年度末の店舗数は、パワー64店、ホームセンター164店、ハード&グリーン956店、アテーナ8店、合計で1192店となった。
また、グループでは、既存店改装を強化した。パワー18店舗、ホームセンター18店舗、ハード&グリーン135店舗の合計171店で改装を行い、売場の活性化に努めた。改装後の販売実績は「工具・金物・作業用品」などの建築関連を中心に堅調に推移した。
コメリは2019年4月1日から5つある店舗バナーのうち、「ホームセンター」を「ハード&グリーン」に統合して、4つの店舗バナーでマルチ・フォーマット展開をする。ホームセンターはバナー名から消えることになる。
2020年3月期は、営業収益3580億円(3.2%増)、営業利益200億円(10.4%増)、経常利益200億円(9.7%増)、純利益117億円(7.0%増)を見込む。