ケーズデンキnews|’19年3月期6891億円1.5%・経常利益5.1%の増収増益
(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)が2019年3月期の本決算を発表した。
売上高は6891億2500万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は327億2200万円(6.4%増)、経常利益は385億3900万円(5.1%増)、純利益は238億0700万円(4.9%増)の増収増益だ。
営業利益率は4.7%、経常利益率は5.6%。
エアコン、スマートフォン、冷蔵庫、洗濯機が好調だった。テレビは新4K、8K衛星放送が開始したものの、前年並みだった。一方で、調理家電、理美容健康器具などの持ち帰り商品は伸び悩んだ。
利益面では、節電・省エネ・安心・安全・健康をキーワードにした付加価値商品を引き続き販売したことで、営業利益、経常利益、純利益すべてが前年を上回った。
店舗展開は、埼玉県1店舗、神奈川県3店舗、新潟県2店舗、岐阜県2店舗、静岡県1店舗、京都府2店舗、大阪府1店舗の直営店を12店舗開設したが、10店舗を閉鎖した。これにより3月末の店舗数は、直営店494店、FC店4店の計498店舗となった。
2020年3月期は、売上高7130億円(3.5%増)、営業利益340億円(3.9%増)、経常利益396億円(2.8%増)、純利益246億円(3.3%増)を見込む。