マミーマートnews|第2Q売上高550億円4.9%増・既存店投資で31%営業減益

(株)マミーマート(埼玉県さいたま市、岩崎裕文社長)が2019年9月期の第2四半期決算を発表した。2018年10月~2019年3月までの売上高は549億7300万円(前年同期比4.9%増)、営業利益12億7500万円(30.7%減)、経常利益14億9600万円(27.1%減)、四半期純利益9億6200万円(28.0%減)の増収減益だ。

営業利益率2.3%、経常利益率2.7%。

スーパーマーケット事業は、売上高547億0500万円(4.8%増)、営業利益12億4900万円(31.4%減)。既存店舗の活性化のための改装などから計画よりもコストが増えて減益となった。

マミーマートグループは今期「Enjoy Life!」をコンセプトとして、「ベーシックラインの強化」「付加価値の向上」「M3活動の推進」の3つを重点施策として進めている。

ベーシックラインの強化では、商品事業部・販売事業部がともに、販売施策の統一と売れ筋商品の販売力強化を進める。また店舗業務の見直しなどの施策を迅速かつ効率的に展開できるように店舗のエリア・構成を再構築した。ハード面では、既存店舗の活性化計画を策定、ソフト面では、時間帯別の人員配置の適正化を図り、商品の鮮度管理、品切れ防止を最重要課題として取り組んでいる。

付加価値の向上では、「おいしい健康を咲かせよう」を合言葉に、素材から製法、機能性になどにこだわったマミーマートオリジナル商品の開発を進めている。プライベートブランド品は売上構成比で約3割を占めるまでに拡大している。また「お客様の健康をサポートする店」を目指し、社内資格「たべもの学」を通じた従業員教育を強化する。

そして2017年にスタートしたM3(My Mami Mart)活動の推進では、全従業員が主体的に日々の課題や問題点を解決・改善へと繋げていくために社内制度、環境の整備を進めている。

上半期は2店舗を出店した。3月末の店舗数は、温浴事業・葬祭事業を含めて79店舗になる。

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