ハローズnews｜第1Q営業収益324億円6.1%増も減益

(株)ハローズ（広島県福山市、佐藤利行社長）の2020年2月期第1四半期は増収減益のスタートだ。

営業収益は323億5300万円（前年同期比6.1％増）、営業利益10億9400万円（7.8％減）、経常利益10億8300万円（8.0％減）、四半期純利益7億2500万円（8.3％減）。

営業利益率3.4％、経常利益率3.3％。

2019年3月に店舗開発力と商品力の強化を目的として組織変更を行った。販売促進では生活防衛企画および自社会員カード（ハロカ）のポイント優遇施策を継続した。これが利益率を押し下げた。

3月に広島県尾道市の東尾道店と4月に香川県丸亀市の丸亀店を改装している。東尾道店は売場面積を300坪型から450坪型に増床し、直営のベーカリーを新設した。600坪タイプの丸亀店でも新たに直営ベーカリーを導入し、セルフレジを設置した。

また自動発注対象商品を拡げて欠品対策と作業効率アップを進めた。

ハローズは長期ビジョンとして「瀬戸内商勢圏180店舗3000億構想」を、中期経営計画として「2020年100店舗1500億円計画」を掲げている。