リテールパートナーズnews|第1Q 570億円0.1%減・経常利益19%減
(株)リテールパートナーズ(山口県防府市、田中康男社長)の2020年2月期の第1四半期は、営業収益が570億3900万円(前年同期比0.1%減)のわずかに減収だ。同社は(株)丸久、 (株)マルミヤストア、(株)マルキョウで構成される持ち株会社だ。
人件費などの販管費が増加したこともあり、営業利益は9億8400万円(19.6%減)、経常利益は11億5600万円(19.1%減)の減益となった。また、四半期純利益は7億3700万円(23.9%減)。
営業利益率は1.7%、経常利益率は2.0%。
3カ年の中期経営計画の2年目をスタートさせた。既存店の改装やスクラップ&ビルドによる活性化、新規事業への取り組みによる成長戦略、新規出店や改装における丸久の「アルク」型のグループ戦略店舗の開発、グループPB商品と地域商品の拡大による競争力強化、生産性の改善による利益改善など、さまざまな収益力強化のための重点施策を進めている。
231店舗を展開する主力のスーパーマーケット事業は、営業収益527億4400万円(前年同期比0.6%減)、営業利益9億3800万円(22.0%減)。
マルミヤ傘下の(株)アタックスマートが担うディスカウントストア事業は、営業収益42億7700万円(前年同期比7.9%増)、営業利益6600万円(103.4%増)とこちらは好調に推移した。