ビックカメラnews|第3Q6699億円5.7%増/コスト抑制も経常利益12.5%減
(株)ビックカメラ(東京都豊島区、宮嶋宏幸社長)が2019年8月期の第3四半期決算を発表した。
売上高6699億4300万円(前年同期比5.7%増)、営業利益180億0400万円(16.2%減)、経常利益202億4500万円(12.5%減)、四半期純利益118億5400万円(16.9%減)と増収減益だ。インバウンドが牽引してきた高粗利商品が伸び悩んだこと、ポイント還元で販促費がかさんだことが影響して減益となった。。
営業利益率2.7%、経常利益率3.0%。
ビックカメラグループは、接客力・専門性の向上、新規事業の拡大、アフターサービスの強化に取り組んだ。またシステムを統合し、在庫管理精度の向上によるコスト抑制など、物流改革にも取り組んでいる。
店舗は、2019年2月21日に「ビックカメラ 町田店」(東京都町田市)を出店した。また、12月21日に家電と非家電を集約した新モデル店舗「ビックカメラ セレクト京都四条河原町店」(京都府京都市)を開店した。
グループ会社の(株)コジマは、11月21日に「コジマ×ビックカメラ マークイズ福岡ももち店」(福岡県福岡市)を開店している。さらにビックカメラと楽天(株)との共同出資会社が運営するインターネット通販サービス「楽天ビック」は、2018年12月1日にサイトリニューアルを行い、配送・設置工事に関する新たなサービスも開始した。