高島屋news|7月売上高1.4%減、記録的日照不足と低温が影響
(株)高島屋(大阪市中央区、村田善郎社長)の7月は、高島屋単体13店舗の売上高が前年同月比1.4%減、国内百貨店4店舗を含む17店舗の売上高は1.3%減と厳しい成績だ。
7月店頭売上げは、ラグジュアリーブランドを中心とした高額品が引き続き伸長した。しかし、前年に比べて日曜日が1日少なかったこと、また梅雨が長引き記録的な日照不足・低温となったことが減収要因となった。さらに免税売上げも0.4%減と前年を下回った。
商品別では、特選衣料雑貨・宝飾品・子供情報ホビー・リビングなどが前年比プラス。一方で、紳士服・紳士雑貨・婦人服・婦人雑貨・食料品はマイナスだった。
店舗別では、大阪店4.4%増、日本橋店1.9%増、京都店1.5%増と増収だった。一方で、泉北店13.6%減、堺店12.5%減、立川店10.1%減など9店舗は前年に届かなかった。
国内百貨店子会社はイオンモール内の岡山高島屋が5.4%増と好調。米子高島屋5.2%減、岐阜高島屋4.2%減、高崎高島屋1.5%減の3百貨店は減収だ。