北雄ラッキーnews|第3Q売上高272億円・1.3%増営業利益53.4%減
北雄ラッキー(株)(札幌市手稲区、桐生宇優社長)の第3四半期累計期間の経営成績は、売上高272億8900万円(前期比1.3%増)、営業利益3000万円(53.4%減)、経常利益1700万円(同31.2%減)、四半期純損失は100万円(前期は2400万円)となった。
営業利益率0.1%(0.2%)、経常利益率0.06%(0.09%)( )は前年数値。
売上総利益率は27.3%と前期比0.2%減少、販管費は同0.8%増となった。
費目別では、期中の退職者等の与件により給料と手当が前期比5000万円減少、賞与引当金繰入額が同2000万円減少した。
一方で、最低賃金の上昇を反映して雑給が同5200万円増加、前事業年度での白老店及び南幌店の取得等により減価償却費が同4900万円増加、エネルギーコストの増加を反映して水道光熱費が同2100万円増加となった。

第3四半期の設備投資は、2025年9月に「ラッキー千歳錦町店」(写真上)の店舗改装及び「ラッキー低温センター」の耐震改修工事として実施した。
2025年11月30日現在の店舗数は33店舗。
同社は2024年2月期から2026年2月期までの中期3ヵ年経営計画を踏まえ、以下の項目に重点を置いて営業活動を行っている。
①差別化戦略としての6MD商品の強化(6MD商品政策の推進)
②来店頻度向上を目的とする販売力の強化
③マーケティング力強化によるファミリー顧客層の拡大
④ラッキー生鮮・デリカセンターの稼働に伴う商品供給の拡大と体制の確立
⑤ローコスト運営の徹底と業務効率の改善による生産性の向上
⑥財務体質の強化
①の商品政策面では、6つの商品政策の柱(6MD)のうち、特に「テイスティラッキー」(高品質商品)、「ナチュラルラッキー」(オーガニック食材など)の二つに重点を置く。
②③は、従来のチラシ販促に加え、店頭におけるメニュー提案動画の配信やSNSを使った情報発信を組み合わせることによって、ストアロイヤリティの向上を目指す。
顧客利便性向上の一つの目安であるキャッシュレス決済比率は2025年11月末で65.4%となり、前年同月末の65.2%から0.2%改善した。
ファミリー顧客層の深耕は、前事業年度から設置したフードコーディネート部を中心とする新商品開発や、順次実施している店舗改装において、手に取りやすく、買い回りしやすい店舗づくりを行うなどの点に注力している。
また、前事業年度より、お客様のお支払い時の利便性を高めること、若年層及びファミリー顧客層の新規獲得などを目的として、dポイントを導入いたしました。
④のラッキー生鮮・デリカセンターは2021年の稼働開始以来順次稼働率を上げ、商品製造を機械化集中する事でコスト削減を実現した。
⑤では業務推進室によるオペレーション効率の分析を通じて、商品の自動発注をはじめとした様々な業務の自動化及び労働時間の最適化に取り組む。
⑥では前記中期経営計画の実行で収益力強化と自己資本比率向上等、財務体質の改善に努めた。
