ケーズデンキnews|第1Q 売上高1648億円6.5%増・経常利益12.1%増

(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)が2020年3月期の第1四半期業績を発表した。

4月~6月の売上高は1648億0800万円(前年同期比6.5%増)、営業利益は72億3100万円(17.6%増)、経常利益は83億3500万円(12.1%増)、そして純利益は58億6500万円(15.1%増)の増収・二桁増益だ。

営業利益率は4.4%、経常利益率は5.1%。

5月は気温が平年よりも高めだったことや、チラシでの早期購入の訴求が功を奏してエアコンが好調に推移した。また最大9日間という長期連休の押し上げ効果もあり、冷蔵庫、洗濯機、テレビが伸長した。さらに2020年1月のWindows7サポート終了を見越しての買い替え需要から、パソコンの売上げが伸びた。一方で、理美容品、デジカメなどのパソコン周辺機器は不調だった。

付加価値商品が引き続き伸長したことで、利益は前年同期を大きく上回った。

新たな取り組みでは、4月24日からAndroid TV /amazon FireTV用の公式アプリを用意して「ケーズデンキおうちでショッピング」の提供を開始した。自宅のテレビでチラシ閲覧や商品が購入できる。

また、環境問題への取り組み強化として4月19日付で日本環境協会エコマーク事務局からFC店を除くケーズデンキ全店がエコマーク認定を受けた。エコマークは、国際標準化機構の規格ISO14024「タイプI環境ラベル制度」に基づき、環境保全に役立つと認められる商品やサービスが認定される。

新規出店は8店舗。4月に岩手県「北上店」、千葉県「松戸八柱店」、新潟県「笹口店」、愛知県「刈谷店」、大阪府「アクロスプラザ八尾店」「カナートモール和泉府中店」、熊本県「嘉島店」の7店舗を、5月に宮崎県「延岡店」を開設した。一方で4月に兵庫県の「ジェームス山店」を閉鎖した。2019年6月末の店舗数は直営店501店、FC店4店の505店舗。

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