セブン&アイnews|8月既存店/国内業態の客数低迷・セブン-イレブン2.8%減

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が8月の営業情報を発表した。

(株)セブン-イレブン・ジャパンの既存店売上高は前年同月比100.1%。客単価は103.0%と伸びているが、客数は97.2%と2.8ポイント落ちこんだ。既存店客数は2018年11月から10カ月連続で前年を割っている。全店ベースの売上高は102.4%。店舗数は7月から27店舗純増の2万1017店。

7-Eleven,Inc.は、米国内既存店の商品売上高が102.2%と伸長したが、全店ベース総売上げは97.7%だった。全店ベースの商品売上高は102.1%で、既存店商品売上高同様に伸びた。ガソリン売上高は93.6%。

(株)イトーヨーカ堂の既存店売上高は98.0%。客単価は100.8%と少し伸びたが、客数は97.3%と2.7ポイント下がった。全店ベースの総売上計は98.8%。内訳は商品売上高が97.2%、テナント他の収入が102.8%だ。

(株)ヨークベニマルの既存店売上高は98.5%。客数が98.4%、客単価が100.1%。客数は2018年10月から11カ月連続で前年を下回っている。全店ベースの売上高は100.0%。

(株)そごう・西武の売上高は既存店も全店ベースも102.8%。前年比100%超えは3カ月ぶり。

デニーズを運営する(株)セブン&アイ・フードシステムズの既存店売上高は102.7%と2カ月ぶりに増収となった。客単価は102.7%、客数は100.0%だった。全店ベースでも101.1%と前年をクリアした。

セブン&アイにとって、最大の問題は客数減少である。そしてこれはセブン&アイに限らない。

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