ハローズnews|第2Q営業収益4.5%増も経常利益2.5%減だが健闘/改装4店舗

(株)ハローズ(広島県福山市、佐藤利行社長)は、2020年2月期第2四半期の累計業績を発表した。

上半期の営業収益(売上高+営業収入)は、663億4400万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は24億8600万円(1.7%減)、経常利益は24億7100万円(2.5%減)、純利益は16億6400万円(3.1%減)。増収減益だった。しかしこの6月・7月・8月の3カ月の増収減益は健闘したと総括できるだろう。

営業利益率は3.7%、経常利益率も3.7%。

組織面では、店舗開発力および商品力強化を目的として、3月に組織変更を実施した。また、「次世代育成支援対策推進法」に基づく「子育てサポート企業」として認定され、次世代認定マーク(くるみんマーク)を取得した。

販売促進面では、生活防衛企画および自社会員カード(ハロカ)のポイント優遇施策を継続した。

商品面では、継続して重点販売商品を育成し、プライベートブランド商品のシェアアップを図った。さらに、8月には産学連携の一環として、岡山県立大学と共同開発した栄養バランス弁当第7弾を発売した。

利便性の強化策として、直営ベーカリーの新設と、セルフレジの導入を推進した。一方で、自動発注対象商品の拡大による欠品対策および作業効率の改善を図った。

店舗戦略では、4店の改装を実施した。3月に広島県尾道市の「東尾道店」を300坪から450坪へ増床し、直営のインストアベーカリーを新設した。4月に香川県丸亀市の「丸亀店」(600坪型)を、6月に広島県福山市の「春日店」(300坪型)を、7月に岡山県岡山市の「東岡山店」(を、それぞれ新しいタイプの標準店舗へ改装し、買物がしやすい環境づくりによる店舗の魅力アップを図った。

社会貢献面では、フードバンク事業運営団体への商品提供や、自社エコセンターによる資源の再利用などを行っている。

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