PPIHnews|2Q売上高1兆2101億円7.2%増・アジア事業は営業利益388%増
(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が2026年6月期の第2四半期決算を発表した。
中間期(2025年7月1日~12月31日)の連結業績は、売上高1兆2101億2200万円(前年同期比7.2%増)、営業利益939億9400万円(4.7%増)、経常利益964億6900万円(11.0%増)、中間期純利益637億3400万円(18.1%増)で増収増益となった。
営業利益率は7.8%、経常利益率は8.0%。

PPIHグループは、厳しい経営環境でも成長を続けるため、2025年8月に新たな長期経営計画「Double Impact 2035」を策定している。
上半期の国内事業の出退店状況については、関東地方に「ドン・キホーテ大泉店(東京都)」、「キラキラドンキ海老名ビナウォーク店(神奈川県)」、「Re:Price熊谷ニットーモール店(埼玉県)の3店舗、東北地方に「キラキラドンキ ザ・モール仙台長町店(宮城県)」、中部地方に「ドン・キホーテ高山店(岐阜県)」、近畿地方に「ドン・キホーテアピタ松阪三雲店(三重県)、中国地方に「ドン・キホーテ八丁堀西店(広島県)」の7店舗を出店した。また海外事業では、米国カリフォルニア州に「TOKYO CENTRAL Irvine店」と「寿司レストランEl Dorado Hills店」、タイ王国に「DON DON DONKI Central Westgate店」の3店舗を出店した。その一方で、国内事業1店舗、アジア事業4店舗を閉店した。
この結果、2025年12月末時点におけるPPIHグループの総店舗数は、国内661店舗、海外123店舗の合計784店舗となった。
セグメント業績は以下の通り。
国内事業の売上高は1兆0291億5200万円(前年同期比7.8%増)、営業利益は902億4400万円(3.7%増)。アミューズメント体験の強化や訪日外国人観光客向け商品の拡充、旅行前の訪日観光客にドン・キホーテの存在を知ってもらうことやお得になるサービスを提供する「旅マエプロモーション」等のインバウンド施策を行った。これにより、訪日観光客に占める売上げのシェア率が伸長したことで免税売上高が増加した。また、マーケットシェア拡大に向けた新規出店や「マジ価格」「マジ還元祭」などの会員限定サービスの強化を行った。この結果、既存店売上高は4.4%伸長した。
また2025年12月には、30代から50代女性に向けた美容・健康・タイパの驚安商品に特化した新たな実験的新業態の「Re:Price」の1号店をオープン。今後も顧客に支持される新業態の開発を進めていく。

北米事業の売上高は1347億3000万円(3.4%増)、営業利益は17億2700万円(25.9%減)となった。新規出店および、Mikuni Restaurant Group,Inc.が連結子会社となったことによって、売上高や販管費が増加した。その一方で、前年度に発生した火災による店舗焼失により、売上高・販管費が減少している。営業利益は、戦略的な新規出店の投資コスト等の増加により減少した。
アジア事業の売上高は462億4000万円(6.4%増)、営業利益は20億2300万円(387.5%増)の大増益となった。アジアでは現地の商流を活かした商品仕入れやスポット商品の拡大、新規商品の導入、日本の人気商品の価格戦略などによって、既存店売上高が伸長したことで、売上高が増加した。また、不採算店舗の閉店やセルフレジの稼働、効率的な人員配置による人件費の削減など販管費の全体的な見直しを進めたことが奏功し、営業利益が大きく増加した。
