アオキスーパーnews|第2Q 513億円2.2%減収・人件費増で経常利益34%減

(株)アオキスーパー(愛知県名古屋市、青木俊道社長)が2020年2月期の第2四半期の決算を発表した。同社は愛知県内に食品スーパーマーケット「アオキスーパー」、ガーデニングショップ「花いちば アズガーデン」、ショッピングセンター「ショッピングセンター アズパーク」を運営している。

営業収益513億0800万円(前年同期比2.2%減)、営業利益4億5300万円(37.2%減)、経常利益5億0100万円(34.2%減)、四半期純利益3億1800万円(30.9%減)と減収減益だ。

食品の取り扱い比率を高めているドラッグストアとの競争の激化に加え、人材不足から厳しい状況が続いた。営業収益面では、加工食品や乳製品といった主力品目の値上げが続き節約消費となったことに加え、夏場の低気温や天候不順からビール・飲料等の季節商品が不振だった。また、営業総利益は前年同期を上回ったが、主に人件費の増加が響き減益となった。

営業利益率0.9%、経常利益率1.0%。

アオキスーパーでは前事業年度から夜間営業店舗の営業時間を短縮している。また今期に入り複合商業施設など一部を除いて、全店舗に臨時休業日を4日設定けるなど、従業員の働く環境改善を進めている。会計セルフレジも導入が進んでいる。

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