セリアnews|第2Q売上高880億円5.5%増・経常利益81億2.8%増の増収増益

100円ショップを全国に展開する(株)セリア(岐阜県大垣市、河合映治社長)が、2020年3月期の第2四半期決算を発表した。セリアは大創産業に続いて、100円ショップ第2位の企業だ。

7月1日から9月30日までの業績は、売上高879億6900万円(前年同期比5.5%増)、営業利益81億0700万円(2.6%増)、経常利益81億3000万円(2.8%増)、四半期純利益は54億6300万円(2.6%増)となり、増収増益だ。

売上高対比の営業利益率、経常利益率は、いずれも9.2%。

「ゼロサム時代を確実に勝ち残る」をテーマとして、顧客層拡大を狙いとした商品開発とデータに基づいた商品ポートフォリオ管理の強化、複数出店案件が見込める企業との関係強化および未出店地域の重点開拓、システムを活用した店舗作業全般の効率化追求に取り組んでいる。

4月には、東海北陸地方の物流拠点を愛知県小牧市から愛知県東海市に移設した。また作業負担の軽減を狙いとした物流平準化コントロールを開始するなど、物流改善を推進している。

店舗政策では第2四半期累計期間に、出店が直営店65店舗、FC店1店舗、退店が直営店26店舗、FC店4店舗。期末の店舗数は、直営店1582店、FC店46店の合計1628店となった。直営既存店売上高は、来店客数、購入点数ともに前年を下回った結果、前年同期比98.7%となり、見込みを下回る進捗となった。

商品区分別売上高は、雑貨が865億6900万円(前年同期比5.7%増)、菓子食品13億5500万円(7.0%減)、その他4500万円(26.1%増)。

事業部門別売上高は、直営売上高865億4500万円(5.8%増)、FC売上高10億4200万円(5.8%減)、卸売等売上高1億0900万円(7.6%減)、海外売上高2億7200万円(25.3%減)である。

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