アルビスnews|第2Qはオレンジマートを傘下に入れ増収も大幅減益
(株)アルビス(富山県射水市、池田和男社長)が、2020年3月期第2四半期の連結業績を報告した。
2019年4月1日から9月30日まで6カ月の営業収益は430億7400万円(前年同期比4.9%増)、営業利益3億6200万円(72.0%減)、経常利益5億9700万円(60.0%減)、純利益3億5100万円(68.7%減)の増収減益だった。営業利益率は0.8%、経常利益率は1.4%。
7月と8月中旬以降の天候不順の影響などで、既存店の売上高が伸び悩んだ。しかし前期に出店した姫野店、丸の内店、当期に出店した美濃加茂店、および(株)オレンジマート4店舗増加によって、売上高は増加した。
しかし利益は6割以上の大幅減となった。売上総利益が既存店の売上高減少とプロセスセンターの製造原価増加の影響で増加幅が小さかった。販売費、一般管理費も増加した。また、保有する銀行株式の投資有価証券評価損を計上した結果、四半期純利益も大幅減となった。
店舗展開は、2019年4月、北陸3県以外への初出店として岐阜県美濃加茂市に「美濃加茂店」を出店した。また、2019年4月より富山県南部を地盤とした(株)オレンジマートがアルビスグループとなり、新たに4店舗増加した。10月9日には、石川県金沢市に「笠舞店(旧パレット店)」を建替えオープン、10月25日に同社開発の商業施設イータウン白山のキーテナントとして「北安田店」をオープンした。