三越伊勢丹news|10月売上高19.6%減、首都圏店舗は台風19号で客数減少

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)の10月の国内百貨店既存店は、前年同月比81.4%の19.6%減だった。消費増税前駆け込み需要の反動減や、天候不順による客数の減少から、首都圏三越伊勢丹既存店、国内百貨店既存店ともに、3カ月ぶりに前年実績を下回った。

首都圏の店舗では、台風19号の影響による臨時休業・営業時間短縮により客数が減少した。そうしたなか、一部店舗では秋のオケージョン関連アイテムや食品カテゴリーが堅調に推移してた。

インバウンド売上げは、大都市圏の店舗を中心に客単価が伸長するも、為替や天候の影響などによる客数ダウンを補うことはできなかった。

前年同月対比では、伊勢丹新宿本店80.5%、三越日本橋本店74.7%、三越銀座店81.5%、伊勢丹立川店85.5%、伊勢丹浦和店81.9%。

国内グループ10店舗は前年同月比83.6%。その中で函館丸井今井だけが103.0%と前年を上回った。札幌丸井三越87.4%、静岡伊勢丹86.8%、名古屋三越86.8%、岩田屋三越83.5%、広島三越82.5%、新潟三越伊勢丹81.0%、仙台三越78.0%、高松三越77.0%、松山三越68.9%。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧