ワークマンnews|第2Q売上高418億円45%増・経常利益52%増の好成績

(株)ワークマン(群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)が2020年3月期の第2四半期業績を発表した。

4月1日~9月30日の売上高は418億8600万円(前年同期比45.2%増)、営業利益は86億4200万円(55.1%増)、経常利益は93億5700万円(51.8%増)、そして純利益は58億0200万円(51.8%増)の二桁増収・二桁増益。

営業利益率は20.6%、経常利益率は22.3%。

商品では、空調ファン機能をアウトドア向けウエアに備えた「WindCoreシェルジャケット」を展開した。さらに、吸汗速乾と冷感性生地を採用した軽量でソフトな肌触りの「冷感リフレクティブTシャツ580円」など、高機能低価格を追求したPB商品の強化を図った。これによりPB商品は947アイテムとなり、チェーン全店における売上高構成比は44.0%(前年同期比9.5ポイント増)となった。

販売ではマスコミやインフルエンサー向けの秋冬新製品発表会で雨や雪、強風など過酷な環境を再現した「過酷ファッシンショー」を開催。機能性を強くアピールする初めての試みだったが、多くのメディアに取り上げられ、成果を上げた。また、ワークマン公式のInstagramとTwitterアカウントを開設し、テレビCMや折込チラシでは浸透しにくかった若年層とのSNS上でのコミュニケーションを図り、ブランド認知の向上を努めた。これら情報発信の強化が売上げ拡大に貢献した。

店舗展開では、ワークマンプラス店を路面店へ9店舗、ショッピングセンターへ2店舗出店した。

一方で、既存店43店舗をワークマンプラスに改装し、3店舗でスクラップ&ビルドを行った。

9月30日時点の営業店舗数は、フランチャイズ・ストアが前期末より61店舗増えて795店舗。直営店は50店舗減って53店舗となった。46都道府県下に合計848店舗(うちワークマンプラス69店舗)を展開している。

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