アクシアルnews |第2Q売上高1187億円・経常利益0.9%減、降雨響き客数減
アクシアルリテイリング(株)(新潟県長岡市、原和彦社長)の2020年3月期の第2四半期は、売上高1186億6400万円(前年同期比0.2%増)、営業利益45億6600万円(2.1%減)、経常利益46億9600万円(0.9%減)、四半期純利益31億1000万円(0.3%減)と増収増益だ。
営業利益率3.8%、経常利益率4.0%。
スーパーマーケット事業の売上高は1182億9200万円(0.3%増)、営業利益は43億400万円(1.0%減)。
既存店の買上点数は前年同期に比べ0.2%、また一品単価も0.8%増加した。既存店の客単価は0.9%増。ただし、梅雨明けが遅く、前年同期に比べ降雨が多く気温が低めに推移し、お客の来店頻度が減少したため 、既存店客数は1.5%減少した。全店では前年同期に比べ0.8%減少した。
商品販売における売上総利益率は、前年同期と同様25.8%だ。
前年、新潟県長岡市に新設した食品の集中加工を行うプロセスセンターでは、農産・畜産・水産・惣菜加工品だけでなく、ベーカリー商品についても、供給する品種、範囲を拡大した。原信・ナルス・フレッセイが全体で共有する体制が順調に進んでいる。
消費税増税への対応については、キャッシュレス・ポイント還元事業の対象ではないため、相当不利な状況が想定されるとしつつ、安易な価格面での対抗策ではなく、お客の毎日の食卓を豊かに、楽しく、便利にするため、徹底的に商品やサービスの磨き込みを行うという、本質的な対策に注力した。ただし購買頻度の高いコモディティ商品については、価格の切り下げによる低価格訴求の準備を進めた。